不動産投資
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2024.11.14不動産投資
2018.05.31
満室の窓口
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国土交通省が「建設総合統計」を公開
国土交通省は17日、2017年8月分の「建設総合統計」データを公開しました。建設着工統計調査や建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を着工ベースの金額ととらえ、それを工事の進捗にあわせた月次の出来高へと展開、月ごとの建設工事出来高として推計発表している加工統計です。
・建設工事出来高概要
出来高総計:4兆4,717億円(前年同月比+6.8%)
うち民間総計:2兆7,599億円(前年同月比+7.8%)
うち公共総計:1兆7,117億円(前年同月比+5.3%)
2017年8月における建設工事の出来高総計は、前年同月を上回り、4兆4,717億円となりました。民間による工事出来高総計、公共による工事出来高総計のいずれも前年同月比プラスで、全体に上昇しています。
・民間の内訳
建築:2兆2,662億円(前年同月比+5.8%)
うち居住用:1兆3,923億円(前年同月比+1.2%)
うち非居住用:8,739億円(前年同月比+14.0%)
土木:4,938億円(前年同月比+18.6%)
民間の建設工事出来高では、建築、土木とも前年同月比プラスで増加し、とくに土木は18.6%のプラスと大幅な2桁増を記録しました。建築の内訳でも居住用、非居住用がいずれも前年同月を上回り、とくに非居住用が伸びています。
・公共の内訳
建築:3,206億円(前年同月比+5.9%)
うち居住用:459億円(前年同月比-19.4%)
うち非居住用:2,746億円(前年同月比+11.8%)
土木:1兆3,912億円(前年同月比+5.1%)
公共の建設工事出来高も、建築、土木がともに前年同月を5~6%上回りました。建築では居住用が大きく減少し、2桁減の459億円となったものの、より多くの比率を占める非居住用が2桁増で全体を押し上げています。
東北・近畿でマイナスも全般に活況
・地域別出来高
北海道:3,202億円(前年同月比+25.2%)
東北:4,860億円(前年同月比-6.6%)
関東:1兆5,982億円(前年同月比+10.6%)
北陸:2,428億円(前年同月比+10.1%)
中部:4,871億円(前年同月比+3.1%)
近畿:5,166億円(前年同月比-2.6%)
中国:2,188億円(前年同月比+6.5%)
四国:1,283億円(前年同月比+10.8%)
九州・沖縄:4,737億円(前年同月比+13.0%)
2017年8月における地域別の建設工事出来高をみると、東北と近畿を除く7エリアが、前年同月比プラスとなりました。近畿エリアが2.6%とややマイナスに転じた点が注視されます。一方で北海道の25.2%増を筆頭に、関東、北陸、四国、九州・沖縄では2桁増を記録しており、全般的に活況となっていることがうかがえるでしょう。
ピックアップニュースは以上になります。
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(画像は「建設総合統計(2017年8月分)」公開資料より)
▼外部リンク
国土交通省 「建設総合統計(2017年8月分)」公開資料
http://www.mlit.go.jp/common/001204956.pdf
国土交通省 報道発表資料
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