不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.31
満室の窓口
日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら!
タスが2017年7月期の首都圏賃貸住宅指標データを公開
株式会社タスは9月29日、賃貸住宅市場レポートの「首都圏版 関西圏・中京圏・福岡県版 2017年9月」を公開し、2017年7月期の「首都圏賃貸住宅指標」を発表しました。
ここで用いられている空室率TVIは、タスが独自に開発した賃貸住宅の空室に関する指標で、民間住宅情報会社に公開されたデータを空室のサンプリング、募集建物の総戸数をストックサンプリングとし、空室をストックで割って算出しています。なお募集建物の総戸数は、募集建物を階層別に分類、国勢調査および住宅土地統計調査を用いて階層別に都道府県ごとの平均戸数を算出し、これらをかけあわせることで推計しています。
・東京都の賃貸住宅指標
【全域】
空室率TVI:12.78ポイント(前年同月比+1.29、前月比+0.05)
募集期間:2.82カ月(前月比-0.03)
更新確率:32.85%
中途解約確率:46.55%
【23区】
空室率TVI:12.47ポイント(前年同月比+1.23、前月比+0.01)
募集期間:2.81カ月(前月比-0.03)
更新確率:33.70%(前月比-1.01)
中途解約確率:45.43%(前月比+1.17)
【市部】
空室率TVI:15.58ポイント(前年同月比+1.51、前月比+0.37)
募集期間:2.90カ月(前月比+0.02)
更新確率:25.67%(前月比-1.69)
中途解約確率:51.60%(前月比+1.64)
空室率TVIはいずれも前年同月比、前月比ともプラスになり上昇、やや悪化傾向がみられています。募集期間は東京市部で前月より長くなりました。更新確率はやや低下、中途解約確率がやや上昇し、東京市部の中途解約確率が50%台を突破しています。
・首都圏その他地域
【神奈川県】
空室率TVI:15.74ポイント(前年同月比+1.03、前月比+0.01)
募集期間:3.79カ月(前月比+0.07)
更新確率:32.84%(前月比-1.81)
中途解約確率:46.74%(前月比+1.63)
【埼玉県】
空室率TVI:18.33ポイント(前年同月比+1.19、前月比-0.03)
募集期間:3.31カ月(前月比-0.01)
更新確率:37.10%(前月比+1.62)
中途解約確率:43.01%(前月比-1.15)
【千葉県】
空室率TVI:16.40ポイント(前年同月比+1.29、前月比+0.02)
募集期間:3.51カ月(前月比-0.01)
更新確率:34.82%(前月比-3.28)
中途解約確率:50.53%(前月比+2.47)
空室率TVIは、埼玉県の前月比のみマイナスとなり、その他はいずれもやはりプラスと上昇してきています。募集期間は埼玉県、千葉県はわずかに短縮され、神奈川県ではやや伸びました。更新確率は埼玉県のみ上昇し、中途解約確率も同県のみが低下しています。千葉県の中途解約率は50%を上回りました。
東京のマンション系空室率指数が上昇
・物件種別空室率TVI
【マンション系(S造・RC造・SRC造)】
東京都:前年同月比+1.19、前月比+0.04
東京23区:前年同月比+1.22、前月比+0.02
東京市部:前年同月比+1.05、前月比+0.31
神奈川県:前年同月比+0.34、前月比-0.04
埼玉県:前年同月比+1.58、前月比+0.03
千葉県:前年同月比+1.50、前月比-0.02
【アパート系(木造・軽量鉄骨造)】
東京都:前年同月比+0.26、前月比-0.24
東京23区:前年同月比-0.52、前月比-0.40
東京市部:前年同月比+2.28、前月比+0.20
神奈川県:前年同月比+2.16、前月比+0.06
埼玉県:前年同月比+1.90、前月比+0.03
千葉県:前年同月比+0.16、前月比+0.03
マンション系の空室率TVIは、全地域の前年同月比が上昇となりました。前月比では神奈川県と千葉県のみ低下し、その他はすべて上昇しています。
アパート系の空室率TVIは、東京23区以外で前年同月比、前月比とも上昇、東京23区のみ前年同月比、前月比とも低下になりました。東京都全体では東京23区の低下が市部の悪化をカバーし、前月比のみ低下となりました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像は公開資料より)
(分析:株式会社タス)
▼外部リンク
株式会社タス 賃貸住宅市場レポート「首都圏版 関西圏・中京圏・福岡県版 2017年9月」公開資料
不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
次の繁忙期にこそ決める!長期空室が続く理由と空室対策アイデア7選
賃貸物件の空室期間が長引くと、オーナーにとっては収益の損失となり、管理の手間も増えてしまいます。 しかし、長期空室の理由を正確に把握し、適切な対策を講じることで、次の繁忙期には満室にする可能性を大きく引き上げることができます。 この記事では、長期空室が続く主な理由を整理し、空室対策として効果的な7つの方法をご紹介します。 次の繁忙期に向け、確実な入居率アップを目指すためのヒントをぜひお役立てください。
2024.10.31不動産投資
リノベーションの費用対効果とは〜キャッシュフロー分析が不可欠〜
不動産市場は絶えず変動していますが、その中でも特に注目されるのがリノベーションの利益性とその効果です。 本記事では、リノベーションの費用対効果を明らかにし、不動産投資におけるキャッシュフローを改善する具体的な戦略について解説します。
2024.10.23不動産投資
賃貸物件に「シェアサイクル」という選択肢|メリットと設置方法
最近、都市部を中心に「シェアサイクル」が急速に普及しています。 自転車を手軽にレンタルできるシェアサイクルは、環境にも優しく、交通渋滞の緩和や通勤時間の短縮にも貢献するなど、多くのメリットがあります。 その「シェアサイクル」を賃貸住宅にも取り入れる動きが始まっているのです。
2024.10.21