不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.31
満室の窓口
日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら!
アットホームが首都圏の最新新築戸建価格動向データを公開
アットホーム株式会社は23日、全国不動産情報ネットワークのデータをもととした、2017年上半期(1月~6月)の首都圏における「新築戸建分譲住宅」価格動向調査結果を公開しました。調査対象物件数は、登録が57,382件、成約が11,385件となっています。
・首都圏新築戸建価格動向
平均成約価格:3,436万円(前期比+0.3%、前年同期比+1.6%)
登録価格比:価格差-18万円/乖離率-0.5%
・首都圏成約物件価格帯別割合
2,000万円未満:5.3%(前期比+0.7ポイント)
2,000万円台:35.0%(前期比-1.5ポイント)
3,000万円台:35.9%(前期比-0.1ポイント)
4,000万円台:16.4%(前期比+0.6ポイント)
5,000万円以上:7.4%(前期比+0.3ポイント)
・駅からの徒歩所要時間別割合
5分以下:5.3%(前期比-0.3ポイント)
10分以下:17.9%(前期比-1.2ポイント)
15分以下:25.0%(前期比-0.8ポイント)
20分以下:19.3%(前期比+1.9ポイント)
20分超・バス便:32.5%(前期比+0.4ポイント)
平均成約価格は、前期からわずかに上昇し、3,436万円で4期連続のプラスとなりました。2,000万円未満の物件割合が増加する一方、4,000万円台、5,000万円以上も増加し、二極化が進行しています。駅からの所要時間では、駅近物件の成約が減少しており、20分超・バス便が最多となるなど、立地条件を妥協するケースが増えてきているようです。
・エリア別新築戸建成約価格動向および登録価格比
東京23区:4,830万円(前期比-2.2%)/価格差-189万円、乖離率-3.8%
東京都下:3,693万円(前期比+1.9%)/価格差-144万円、乖離率-3.8%
横浜・川崎市:4,071万円(前期比+0.7%)/価格差-239万円、乖離率-5.5%
神奈川県下:3,055万円(前期比+0.2%)/価格差-130万円、乖離率-4.1%
埼玉県:2,969万円(前期比-0.4%)/価格差-154万円、乖離率-4.9%
千葉県:2,717万円(前期比-2.3%)/価格差-100万円、乖離率-3.5%
エリア別にみた成約価格では、これまで3期連続全エリアが前期比プラスの上昇基調にありましたが、今回は東京23区が7期ぶりのマイナスになるなど3エリアが下落となりました。あわせて登録価格との乖離率が全エリアで拡大、価格上昇に消費者がついてこられなくなっている傾向がうかがえます。
成約最多は3,000万円台もニーズは分散
・エリア別成約物件価格帯割合
【東京23区】
2,000万円未満:なし
2,000万円台:2.2%(前期比-0.6ポイント)
3,000万円台:30.6%(前期比+1.2ポイント)
4,000万円台:30.9%(前期比+4.7ポイント)
5,000万円以上:36.3%(前期比-5.3ポイント)
【東京都下】
2,000万円未満:1.7%(前期比+0.7ポイント)
2,000万円台:21.5%(前期比-6.0ポイント)
3,000万円台:45.3%(前期比+3.6ポイント)
4,000万円台:24.0%(前期比+0.8ポイント)
5,000万円以上:7.5%(前期比+0.9ポイント)
【横浜・川崎市】
2,000万円未満:なし
2,000万円台:6.1%(前期比+1.2ポイント)
3,000万円台:50.4%(前期比-3.1ポイント)
4,000万円台:33.4%(前期比+0.9ポイント)
5,000万円以上:10.1%(前期比+1.0ポイント)
【神奈川県下】
2,000万円未満:6.2%(前期比-0.2ポイント)
2,000万円台:46.6%(前期比-1.0ポイント)
3,000万円台:37.9%(前期比+2.5ポイント)
4,000万円台:8.7%(前期比-1.3ポイント)
5,000万円以上:0.6%(前期比同値)
【埼玉県】
2,000万円未満:7.7%(前期比+1.1ポイント)
2,000万円台:51.5%(前期比-1.2ポイント)
3,000万円台:33.0%(前期比+0.4ポイント)
4,000万円台:6.6%(前期比-0.7ポイント)
5,000万円以上:1.2%(前期比+0.4ポイント)
【千葉県】
2,000万円未満:13.2%(前期比+2.4ポイント)
2,000万円台:61.2%(前期比+1.9ポイント)
3,000万円台:19.0%(前期比-5.1ポイント)
4,000万円台:6.2%(前期比+0.8ポイント)
5,000万円以上:0.4%(前期比同値)
全体での最多成約物件は3,000万円台となり、僅差で2,000万円台も続きました。エリア別では東京23区で5,000万円以上、東京都下、横浜・川崎市は3,000万円台、神奈川県下、埼玉県、千葉県では2,000万円台が売れ筋です。23区での高額物件減少など一部で低価格志向もみられていますが、4エリアで最多価格帯の割合が低下し、ユーザーニーズの分散化が目立つ結果となりました。
・沿線別成約数ランキング
1位:小田急小田原線
2位:JR東海道本線
3位:東武伊勢崎・大師線
4位:西武池袋・豊島線
5位:東武野田線
・沿線別登録数ランキング
1位:東武野田線
2位:東武伊勢崎線・大師線
3位:小田急小田原線
4位:JR東海道本線
5位:JR京浜東北・根岸線
成約最多となったのは、小田急小田原線沿線でした。同沿線では、東京23区の成約価格が前期比7.4%上昇の6,216万円となるなど、好立地物件が選択されてもいます。一方で登録数トップ、成約数で5位の東武野田線沿線では、埼玉県・千葉県とも同沿線の成約価格が前期比マイナスとなっており、多数の供給を背景に、よりリーズナブルな物件が選ばれていることがうかがわれました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
(調査内容・アットホーム調べ)
▼外部リンク
アットホーム株式会社 ニュースリリース(プレスリリース)
不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
次の繁忙期にこそ決める!長期空室が続く理由と空室対策アイデア7選
賃貸物件の空室期間が長引くと、オーナーにとっては収益の損失となり、管理の手間も増えてしまいます。 しかし、長期空室の理由を正確に把握し、適切な対策を講じることで、次の繁忙期には満室にする可能性を大きく引き上げることができます。 この記事では、長期空室が続く主な理由を整理し、空室対策として効果的な7つの方法をご紹介します。 次の繁忙期に向け、確実な入居率アップを目指すためのヒントをぜひお役立てください。
2024.10.31不動産投資
リノベーションの費用対効果とは〜キャッシュフロー分析が不可欠〜
不動産市場は絶えず変動していますが、その中でも特に注目されるのがリノベーションの利益性とその効果です。 本記事では、リノベーションの費用対効果を明らかにし、不動産投資におけるキャッシュフローを改善する具体的な戦略について解説します。
2024.10.23不動産投資
賃貸物件に「シェアサイクル」という選択肢|メリットと設置方法
最近、都市部を中心に「シェアサイクル」が急速に普及しています。 自転車を手軽にレンタルできるシェアサイクルは、環境にも優しく、交通渋滞の緩和や通勤時間の短縮にも貢献するなど、多くのメリットがあります。 その「シェアサイクル」を賃貸住宅にも取り入れる動きが始まっているのです。
2024.10.21