不動産投資
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2018.05.31
満室の窓口
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国土交通省が建設総合統計を発表
国土交通省は17日、2017年6月分の「建設総合統計」データを公開しました。この統計は、国内における建設活動を出来高ベースで把握することを目的としたもので、建築着工統計調査や建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を着工ベースの金額ととらえ、これらを工事の進捗状況に合わせた月次出来高に展開、推計して発表しているものです。
・出来高総計
6月建設工事出来高総計:4兆959億円(前年同月比9.0%増)
うち民間総計:2兆5,908億円(前年同月比9.8%増)
うち公共総計:1兆5,051億円(前年同月比7.7%増)
6月の建設工事出来高の総計は、今年度初の4兆円台にまで増加し、前年同月に比べても9.0%のアップとなりました。また内訳となる民間総計、公共総計のいずれも前年同月比プラスとなっています。
全般的に増加傾向、地域別では東北のみ減
・民間建設工事出来高の内訳
建築:2兆1,048億円(前年同月比8.5%増)
うち居住用:1兆2,962億円(前年同月比3.8%増)
うち非居住用:8,086億円(前年同月比16.8%増)
土木:4,860億円(前年同月比15.9%増)
民間建設工事出来高は、いずれの項目も前年同月比プラスになりました。建築の非居住用、および土木では、2桁増を記録しています。
・公共建設工事出来高の内訳
建築:2,876億円(前年同月比6.0%増)
うち居住用:430億円(前年同月比26.0%減)
うち非居住用:2,446億円(前年同月比14.7%増)
土木:1兆2,174億円(前年同月比8.2%増)
公共では、割合の少ない建築の居住用が大幅に減少したものの、その他の項目がすべて増加となったため、全体もプラスになりました。
・地域別出来高
北海道:2,249億円(前年同月比14.1%増)
東北:4,465億円(前年同月比8.9%減)
関東:1兆5,188億円(前年同月比14.0%増)
北陸:2,078億円(前年同月比16.5%増)
中部:4,642億円(前年同月比9.3%増)
近畿:4,837億円(前年同月比1.5%増)
中国:2,042億円(前年同月比11.3%増)
四国:1,172億円(前年同月比11.3%増)
九州・沖縄:4,288億円(前年同月比16.2%増)
地域別にみると、東日本大震災の復興が推移に影響を与えていると考えられる東北を除き、全地域で前年同月比プラスとなりました。近畿エリアの増加幅はわずかなものとなりましたが、北海道、関東、北陸、中国、四国、九州・沖縄と多くの地域で2桁増の伸びがみられています。
ピックアップニュースは以上になります。
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今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像は「建設総合統計 2017年6月分」公開資料より)
▼外部リンク
国土交通省 「建設総合統計 2017年6月分」公開資料
http://www.mlit.go.jp/common/001197610.pdf
国土交通省 報道発表資料
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