不動産投資
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本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.31
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住宅金融支援機構が借換実態調査の結果を公開
独立行政法人住宅金融支援機構は18日、2016年度における「民間住宅ローン借換の実態調査」の結果をとりまとめて公開しました。インターネット調査会社のモニターパネル230万件から、条件を満たす住宅ローン借換者1,360人を対象にアンケート調査を実施、金利タイプの変化などを把握するデータとしてまとめています。
調査対象としたのは、現在住宅ローン借入を行っている人で、2016年4月~2017年3月に借換を行った、全国の20歳以上70歳未満に該当する人の、インターネットアンケート先着回答者1,360人で、調査実施時期は2017年4月となっています。なお居住用の民間住宅ローンの借換を対象とし、住宅取得に伴う新規住宅ローン、リフォームローン、土地のみのローンまたはアパートもしくは投資用のローンは除外しています。
借換前後の金利タイプをみると、「変動型」は26.5%から28.0%に増加、「固定期間選択型」も51.2%から58.9%に増加し、「全期間固定型」が22.3%から13.1%に減少していました。変化の組み合わせでは、「固定期間選択型から固定期間選択型」が最も多く、41.4%を占めます。次に多かったのは「変動型から変動型」で、全体の15.9%でした。
前後で金利タイプを変更したケースに限定すると、最も多かったのは「全期間固定型から固定期間選択型」の8.8%で、次いで「変動型から固定期間選択型」の8.7%となりました。
借換後に固定期間選択型となったものの内訳では、変動型からの借換、固定期間選択型からの借換、全期間固定型からの借換のいずれでも、固定期間「10年」と長いタイプが最もよく選ばれており、それぞれ3.7%、20.5%、4.6%を占めました。固定期間「3年」や「5年」といった短い期間の選択率は5%未満とごく低くなっています。
利用金融機関は「地銀・第二地銀等」のみ増加
次に借換前後での金融機関業態の別を分析すると、「機構/公庫」は4.2%から0.0%へ減少、「フラット35」は15.3%から10.9%に減少、「都銀・信託」で31.9%から28.5%への減少、「信用金庫等」は19.0%から18.2%へ減少となり、「地銀・第二地銀等(ネット銀行などを含む。)」のみが29.6%から42.4%とプラスを記録する結果になりました。唯一のプラスだった「地銀・第二地銀等」は12.7ポイントの増加です。
金融機関業態の変化を組み合わせでみると、最も多いのは「地銀・第二地銀等から地銀・第二地銀等」の19.7%で、以下は「都銀・信託から都銀・信託」の16.8%、「都銀・信託から地銀・第二地銀等」の10.1%などとなっています。
借換までの経過年数は、早期であるほど高い率になり、すべての金利タイプで「5年以下」が最も多い結果になりました。具体的内訳は、変動型で「5年以下」が45.2%、「5年以上10年以下」が31.9%、「10年以上15年以下」が16.1%、それ以上は6.9%となり、固定期間選択型では「5年以下」が45.7%、「5年以上10年以下」36.1%、「10年以上15年以下」が12.9%、それ以上は5.3%、全期間固定型でも「5年以下」が51.5%、「5年以上10年以下」が31.7%、「10年以上15年以下」8.3%、それ以上は8.6%です。
利用者の年齢層別では、全金利タイプで40歳代が最多となりましたが、「全期間固定型」では30歳代が比較的高め、「固定期間選択型」では他に比べ50歳代が多めの傾向がみられています。世帯年収層別での借換後金利タイプ別傾向には、目立った特徴は確認されていません。
借換後の融資額別を金利タイプごとでみると、変動型、固定期間選択型、全期間固定型とも「2,000万円超3,000万円以下」が32.0%、32.0%、39.9%で最多となり、次いで「1,500万円超2,000万円以下」が、それぞれ27.6%、26.8%、23.0%で多くなっています。
借換によって適用金利が低下した人は、合計で全体の93.1%と大半を占めましたが、逆に上昇した人も4.5%ありました。変化率の最多は「0.5%超1.0%以下の低下」で28.7%です。返済期間は短期化した人が、合計で全体の77.4%、長期化した人は4.6%でした。変化度合では「5年以下の短期化」が最も多く、28.5%、次いで「5年超10年以下の短期化」の26.5%になっています。
毎月の返済額における変化を尋ねたところ、減少した人は合計で63.3%、増加した人は14.3%でした。最も多かった回答は「5,000円超1万円以下の減少」で26.5%です。借換によって月の返済額が減少したという人を対象に、その分を何に充てたか尋ねると、「生活費」が最多の33.8%、「貯蓄」が31.6%で続き、以下「教育資金」19.2%、「リフォーム資金に充てる予定の貯蓄」が7.9%などとなりました。
ピックアップニュースは以上になります。
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(画像は住宅金融支援機構「2016年度民間住宅ローン借換の実態調査」公開資料より)
▼外部リンク
独立行政法人住宅金融支援機構 「2016年度民間住宅ローン借換の実態調査」 公開資料
http://www.jhf.go.jp/files/400342706.pdf
独立行政法人住宅金融支援機構 ホームページ
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