不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.29
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不動産経済研究所が最新の市場動向データを公開
株式会社不動産経済研究所は21日、2018年4月度の「首都圏マンション・建売市場動向」調査結果をとりまとめて公開しました。東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、茨城県南部を対象としたエリアの不動産市場動向をみることができます。
・首都圏マンション発売動向
新規発売戸数:2,342戸(前月比-35.3%、前年同月比-14.6%)
契約戸数:1,475戸
月間契約率:63.0%(前月比-11.7ポイント、前年同月比-3.3ポイント)
1戸あたり平均価格:5,548万円(前月比-672万円、前年同月比-370万円)
平米単価:80.0万円(前月比-10.7万円、前年同月比-5.6万円)
2018年4月の首都圏におけるマンションの新規発売戸数は2,342戸で、前月より1,000戸以上少ない35.3%減となったほか、前年同月比でも14.6%の減少で4カ月ぶりにマイナスとなりました。新規発売に対する契約戸数も1,475戸と、率にして63.0%で大きくダウン、前月比では11.7ポイント、前年同月比では3.3ポイントの低下になっています。全体としてやや低調な動きであったといえるでしょう。
1戸あたりの価格は5,548万円で、前月に比べ10.8%、前年同月比でも6.3%の下落、6,000万円台を大きく下回って5,500万円台となりました。平米単価も80.0万円にまで下落し、前月比で11.8%、前年同月比で6.5%のマイナスになっています。
・首都圏マンション在庫状況
即日完売:1物件5戸
翌月繰越販売在庫数:6,443戸(前月末比-55戸、前年同月末比-206戸)
5月発売見込み:3,000戸
今回の即日完売物件は、藤沢市の1物件5戸にとどまり、4月末時点における翌月繰越販売在庫数は6,443戸になりました。前月末より55戸の減少、前年同月末比では206戸の減少となっています。なお2018年5月の発売戸数としては3,000戸が見込まれました。
・地域別発売動向
【新規発売戸数】
東京都区部:929戸(前年同月比-37.7%)
東京都下:335戸(前年同月比-20.0%)
神奈川県:350戸(前年同月比-25.1%)
埼玉県:377戸(前年同月比+83.9%)
千葉県:351戸(前年同月比+120.8%)
【契約率】
東京都区部:61.7%
東京都下:59.1%
神奈川県:65.1%
埼玉県:58.6%
千葉県:72.6%
地域別にマンション発売動向をみると、東京都区部、東京都下、神奈川県がいずれも前年同月比で20%を超えるマイナスと大きく減少、中でも都区部は37.7%の減少で929戸に落ち込みました。一方、埼玉県と千葉県は活況で、それぞれ前年同月比83.9%、120.8%の大幅増となり、377戸、351戸になっています。
新規発売に対する月間契約率は、千葉県が70%超えの72.6%で最も高くなりました。東京都区部は61.7%、東京都下と埼玉県は6割を下回り、それぞれ59.1%、58.6%にとどまっています。
・地域別価格動向
【平均価格】
東京都区部:6,746万円(前年同月比-4.0%)
東京都下:5,305万円(前年同月比+7.7%)
神奈川県:4,840万円(前年同月比+8.3%)
埼玉県:4,871万円(前年同月比+9.8%)
千葉県:3,994万円(前年同月比-3.2%)
【平米単価】
東京都区部:104.1万円(前年同月比+0.6%)
東京都下:74.0万円(前年同月比+3.6%)
神奈川県:68.8万円(前年同月比+8.0%)
埼玉県:67.8万円(前年同月比+10.4%)
千葉県:53.4万円(前年同月比-7.0%)
地域別に価格動向をみた結果では、平均価格で東京都区部と千葉県が下落、それ以外の3地域は前年同月を上回る価格となっています。千葉県は4,000万円を割り込み、3,994万円でした。
平米単価では、平均価格でマイナスを記録した東京都区部が、わずかながらプラスを維持、ほぼ横ばいも0.6%の上昇で104.1万円になっています。上昇が顕著だったのは埼玉県で、前年同月に比べ2桁アップの10.4%上昇で67.8万円となりました。一方、唯一のマイナスとなった千葉県は7.0%減で、53.4万円に下落しています。
建売住宅の供給は増加、契約率は41.2%に
・首都圏建売住宅発売動向
新規発売戸数:330戸(前月比+6.1%、前年同月比+18.7%)
契約戸数:136戸
月間契約率:41.2%(前月比-3.8ポイント、前年同月比+3.8ポイント)
1戸あたり平均価格:4,214.0万円(前月比-1,267.8万円、前年同月比-289.0万円)
2018年4月における首都圏の建売住宅発売戸数は330戸で、前月より6.1%、前年同月より18.7%の増加となりました。このうちの契約戸数は136戸で、月間契約率は41.2%となり、こちらは前月比で3.8ポイントの低下になっています。ただし前年同月比では、3.8ポイントの上昇でした。
平均価格は1戸あたりの総額で4,214.0万円、前月より1,267.8万円、率にして23.1%の下落となったほか、前年同月に比較しても289.0万円、6.4%の下落になっています。
・首都圏建売住宅在庫状況
即日完売:0戸
翌月繰越販売在庫数:803戸(前月末比-30戸、前年同月末比+65戸)
今回、即日完売物件はみられず、4月末時点での在庫数は発売後6カ月以内のもので803戸となりました。前月末より30戸の減少ですが、前年同月末よりは65戸増加しています。
・地域別建売住宅発売動向
【新規発売戸数】
東京都:37戸
神奈川県:23戸
埼玉県:192戸
千葉県:78戸
茨城県:なし
【月間契約率】
東京都:40.5%
神奈川県:21.7%
埼玉県:41.1%
千葉県:47.4%
【平均価格】
東京都:5,290.5万円
神奈川県:6,210.9万円
埼玉県:4,037.9万円
千葉県:3,548.1万円
地域別で建売住宅の発売動向をみると、東京都の新規発売は37戸で、埼玉県が最多シェアとなる192戸、千葉県がそれに続く78戸で、神奈川県は23戸でした。茨城県の供給はありません。契約率は東京都が40.5%と、全体平均をやや下回っています。千葉県は比較的好調な47.4%でした。一方神奈川県は低調で、21.7%にとどまっています。
1戸あたりの平均価格では、東京都が5,290.5万円となる中、神奈川県は最も高い6,210.9万円を記録しました。逆に最も低かったのは千葉県で、3,548.1万円です。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像は不動産経済研究所「首都圏マンション・建売市場動向 2018年4月度」公開資料より)
▼外部リンク
株式会社不動産経済研究所 「首都圏マンション・建売市場動向 2018年4月度」公開資料
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