不動産投資
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2024.11.14不動産投資
2018.05.31
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東日本レインズが最新不動産流通市場動向を発表
公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は10日、「月例マーケットウオッチ」2017年6月度分を公開しました。首都圏(1都3県)および札幌市・仙台市における最新の不動産流通市場動向をみることができます。
首都圏における2017年6月の中古マンション成約物件は、3,333件で前年同月比8.6%の増加となり、3カ月ぶりに前年同月を上回る結果となりました。成約平米単価も平米あたり平均49.61万円となり、前年同月比3.8%上昇、成約価格でも3,162万円の前年同月比4.8%上昇になりました。価格の上昇傾向は2013年1月から続いており、これで54カ月連続のプラスになります。
地域別にみると、6月の東京都区部は成約件数が1,430件で、前年同月比10.3%の2桁増、多摩も320件で11.9%の2桁増になりました。神奈川県の横浜・川崎市においても、584件と前年同月比14.3%の大幅な増加で、6カ月ぶりにプラスへ転じています。神奈川県他は231件で、前年同月比6.0%の増加、こちらも3カ月ぶりにプラスとなりました。埼玉県は359件の前年同月比2.6%増、千葉県は409件で0.5%増とほぼ横ばいです。
地域別の成約平米単価は、東京都区部が70.85万円と前年同月比1.2%の上昇、57カ月連続のプラスになりました。多摩は39.18万円で前年同月比3.1%の上昇です。横浜・川崎市は46.41万円で2.7%の上昇となり、13カ月連続のプラスを記録しました。神奈川県他は30.36万円と前年同月比10.6%の上昇で、今回唯一の2桁上昇になっています。埼玉県は29.37万円の前年同月比4.6%上昇、千葉県が26.90万円の6.7%上昇でした。
2017年6月における首都圏の中古マンション物件新規登録件数は、16,079件と前年同月比2.1%のプラスになり、3カ月ぶりで前年同月を上回りました。前月に比べても5.2%の増加となっています。これにより在庫件数は42,135件と前年同月比2.1%のプラスになり、25カ月連続で増加傾向となりました。一方前月比では0.2%のマイナスとわずかに減少、5カ月連続で少なくなっています。
中古戸建は在庫件数が19カ月ぶりに増加
2017年6月における首都圏の中古戸建成約物件件数は1,103件で、前年同月比2.5%の減少となりました。3カ月連続のマイナスになっています。成約価格は2,937万円と、前年同月比0.6%の上昇、ほぼ横ばいながら5カ月連続のプラスを維持しました。
成約物件の土地面積は平均155.17平方メートルで、前年同月に比べると2.1%拡大、一方建物面積は105.58平方メートルで、1.3%の縮小となっています。築後年数は20.47年でした。
地域別の成約件数をみると、東京都区部が162件で前年同月比2.5%の増加、多摩は162件で前年同月と同じ値になっています。横浜・川崎市は177件で前年同月比9.3%の増加と伸び、3カ月ぶりのプラスになりました。これに対し神奈川県他は123件の前年同月比29.3%減の大幅マイナスで、前月に続く2桁減を記録しています。埼玉県は237件で前年同月と同数、千葉県は242件で1.7%の増加となりました。
成約価格では、東京都区部が5,255万円で前年同月比3.7%の上昇、4カ月ぶりにプラスへ転じています。多摩は3,257万円で前年同月比2.0%の下落でした。横浜・川崎市は3,637万円の前年同月比3.4%下落、神奈川県他も2,456万円で5.6%の下落でした。埼玉県は1,971万円と前年同月比3.3%のマイナス、千葉県は1,849万円で5.0%のプラスになっています。
首都圏における6月の中古戸建新規登録件数は5,255件で、前年同月から5.9%増加、前月比でも6.2%の増加と供給が増えています。これにより在庫件数も18,020件となって前年同月比0.8%の増加に。ほぼ横ばいながら19カ月ぶりのプラスとなりました。
ピックアップニュースは以上になります。
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(画像は東日本レインズ「月例マーケットウオッチ」2017年6月分公開資料より)
▼外部リンク
公益財団法人東日本不動産流通機構 「月例マーケットウオッチ」2017年6月分 公開資料
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