お問い合わせ
このエントリーをはてなブックマークに追加

不動産投資

2018.05.31

満室の窓口

【pickupニュース】JLL調べ、2017年第1四半期東京圏の物流施設市場の空室率は6四半期ぶりに4%を下回る

日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら!

2017年第1四半期東京圏のロジスティクス市場の動向

総合不動産サービス大手のジョーンズラングラサール株式会社(JLL)は4月26日、2017年第1四半期における東京圏の新型物流施設(ロジスティクス)市場の動向をまとめた、と発表しました。

東京圏とは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県の一部を指します。

東京圏ロジスティクス市場空室率は、6期ぶりに4%を下回る

2017年第1四半期における東京圏ロジスティクス市場の空室率は、前期比1.4%減で2期連続の低下、前年比4.2%減の3.9%となり、2015年第3四半期以来6期ぶりに4%を下回りました。

大田区、江東区、神奈川県横浜、千葉県市川などの東京ベイエリアは、前期比1.7%減の1.3%でした。

東京都八王子、神奈川県厚木、千葉県柏、埼玉県川島など東京内陸エリアは、前期比1.3%減の5.5%でした。どのエリアの空室率も低下しました。

東京圏の共益費込の賃料は、月額坪当たり4,134円となり、前期比横ばい、前年比0.3%減となりました。上昇基調ですが、減速傾向にあります。

東京ベイエリアは、前期比横ばい、前年比0.1%減の4,521円、東京内陸エリアは前期比横ばい、前年比0.6%減の3,889円となりました。

東京圏の価格は、前期比2.3%増、前年比4.0%増で、2期ぶりに上昇しました。

今後空室率は5%以下、賃料は緩やかに上昇

賃貸ロジスティクス市場は、2017年新規供給の予約契約率は40%程度ですが、空室率は5%以下の水準で、賃料は緩やかに上昇する、とのJLL見通しです。

物流施設への投資では、安定的な収益に興味を持つ市場参加者の増加で投資家の関心は高いのですが、物件の供給は限定的になっています。

今後も同様な傾向が続き、投資利回りは減速傾向にあり、価格は緩やかに上昇する、とJLLでは見ています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ジョーンズラングラサール株式会社
http://www.joneslanglasalle.co.jp/

別添
http://www.joneslanglasalle.co.jp/

関連記事

  • 不動産投資

    高収益化を実現!アパート経営の新常識と差別化戦略

    今回の共有会では「管理戸数を増やし、空室を利益に変えるための具体策」をテーマに、サブリースの仕組みや短期運用、駐車場の収益化、さらに物件の見せ方改善や投資戦略まで幅広く取り上げました。

    2025.10.02
  • 不動産投資

    グローバル&最新ITで実現する賃貸経営成功メソッド

    今回のテーマは大きく2つの視点でお話しします。 【空室対策は感覚から戦略へ 】AIと市場データを活用し、再現性のある満室経営を実現する。 【IT × 地域密着が成功の方程式 】技術力と現場力、この両輪で空室ゼロを目指す。内容をお聞きいただければ、この問いの意味がより明確になるはずです。

    2025.09.12
  • 不動産投資

    【不動産投資】実質利回りを上げる5つの方法|家賃収入アップと経費削減の具体策

    不動産投資で重要な「実質利回り」を上げる5つの具体策を解説。家賃収入アップと経費削減で手残りを最大化する方法とは?

    2025.09.03
  • 不動産投資

    表面利回りと実質利回りの違いを解説|初心者が陥りやすい3つの落とし穴

    不動産投資でよく使われる「表面利回り」と「実質利回り」の違いを初心者向けに解説。数字のトリックや見落としがちな3つの落とし穴も丁寧に紹介します。

    2025.09.03