不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.29
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東日本レインズが月例マーケットウオッチを更新
公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は14日、「月例マーケットウオッチ」を更新、2018年4月度の首都圏(1都3県)における不動産流通データを公開しました。なおレポートでは、札幌市、仙台市の動向もみることができます。
・首都圏中古マンションの成約動向
成約件数:3,237件(前月比-15.2%、前年同月比+2.3%)
平米単価:52.04万円(前月比-0.1%、前年同月比+3.3%)
成約価格:3,364万円(前年同月比+3.7%)
専有面積:64.65平方メートル(前年同月比+0.4%)
築後年数:20.59年
2018年4月における首都圏中古マンションの成約件数は3,237件で、前月に比較すると15.2%のマイナスとなったものの、前年同月比では2.3%のプラスで、3月に続き前年同月を上回る水準で成約が進みました。
成約平米単価は前年同月比で3.3%の上昇になる52.04万円で、成約価格も3,364万円と3.7%の上昇でした。いずれも2013年1月からプラス傾向を続けており、これで64カ月連続の上昇になります。専有面積は64.65平方メートルで、前年同月よりやや拡大、築後年数は20.59年でした。
・首都圏中古マンション在庫状況
新規登録件数:17,704件(前月比-3.4%、前年同月比+8.2%)
在庫件数:45,746件(前月比-1.1%、前年同月比+7.8%)
新規登録平米単価:56.03万円(前月比-1.3%、前年同月比-0.4%)
在庫平米単価:57.92万円(前月比-0.2%、前年同月比+1.0%)
4月に新規登録された中古マンションは17,704件で、前月よりはやや少ないものの、前年同月比で8.2%増加、8カ月連続のプラスとなっています。これにより在庫件数は45,746件に増加、前年同月比で7.8%のプラス、2015年6月からの35カ月連続増となりました。
平米単価では、新規登録物件が56.03万円で、前月比1.3%、前年同月比0.4%といずれもマイナスの低下傾向になりました。わずかですが今年に入って初のマイナスです。一方、在庫平米単価は前月比で下落したものの、前年同月比ではなお1.0%の上昇を維持し、57.92万円になっていました。
・地域別成約動向
【成約件数】
東京都区部:1,386件(前月比-13.8%、前年同月比+4.8%)
多摩:293件(前月比-22.1%、前年同月比+2.1%)
横浜・川崎市:554件(前月比-15.9%、前年同月比-5.8%)
神奈川県他:213件(前月比-16.5%、前年同月比+10.4%)
埼玉県:370件(前月比-18.1%、前年同月比-2.4%)
千葉県:421件(前月比-10.2%、前年同月比+6.9%)
【成約平米単価】
東京都区部:75.43万円(前月比-1.9%、前年同月比+1.4%)
多摩:38.17万円(前月比-8.1%、前年同月比+1.1%)
横浜・川崎市:48.34万円(前月比+3.4%、前年同月比+4.9%)
神奈川県他:31.03万円(前月比+2.6%、前年同月比+0.4%)
埼玉県:30.40万円(前月比-0.2%、前年同月比+8.6%)
千葉県:27.92万円(前月比+3.6%、前年同月比+5.9%)
地域別の成約動向をみると、成約件数は前月比で全地域が2桁減になっています。大きく増加した前月の反動がみられ、中でも多摩は22.1%の減少でした。しかし前年同月比では、神奈川県他の10.4%増を筆頭に4地域が増加、減少したのは、横浜・川崎市と埼玉県の2地域にとどまっています。
成約平米単価では、前月比ではプラスが3地域、マイナスが3地域と分かれ、東京都を中心に低下もみられましたが、前年同月比では全地域がプラス、9カ月ぶりの好調さが確認されました。東京都区部は75.43万円で、2012年10月からの67カ月連続上昇になっています。最も安価な千葉県は、前月比、前年同月比とも全地域中最大の上昇幅で、前月比3.6%、前年同月比5.9%のプラスとなり、27.92万円までアップしました。
戸建は成約件数でやや低調も価格は上昇基調
・首都圏中古戸建住宅の成約動向
成約件数:1,100件(前月比-13.7%、前年同月比-2.3%)
成約価格:3,098万円(前月比-5.4%、前年同月比+2.9%)
土地面積:148.95平方メートル(前年同月比+1.8%)
建物面積:105.37平方メートル(前年同月比+0.3%)
築後年数:20.67年
2018年4月における首都圏中古戸建住宅の成約件数は1,100件で、4カ月連続の前年同月比マイナスとなりました。やや低調な傾向が続いています。一方、成約価格は3,098万円で、前月に比べると5.4%下落したものの、前年同月比では2.9%の上昇をキープ、8カ月連続のプラスになりました。
土地面積は148.95平方メートルで、前年同月より1.8%の拡大、建物面積も105.37平方メートルで、わずかながら広がっています。築後年数は20.67年でした。
・中古戸建住宅の在庫状況
新規登録件数:5,656件(前月比-2.7%、前年同月比+3.0%)
在庫件数:19,344件(前月比-1.7%、前年同月比+6.5%)
新規登録価格:3,903万円(前月比+4.5%、前年同月比+0.7%)
在庫価格:3,941万円(前月比+0.3%、前年同月比+0.03%)
在庫状況をみると、新規登録件数が5,656件で、前年同月より3.0%増加、在庫件数は前月より1.7%減少したものの、前年同月比で6.5%のプラスになる19,344件でした。前年同月比では11カ月連続の増加となっています。
新規登録物件の価格は、前月比、前年同月比ともプラスで3,903万円に、在庫価格はほぼ横ばいながら、こちらも前月比、前年同月比の両方がプラスで3,941万円にまで上昇しました。
・地域別中古戸建住宅の成約動向
【成約件数】
東京都区部:182件(前月比-23.8%、前年同月比+4.0%)
多摩:153件(前月比-14.5%、前年同月比-13.1%)
横浜・川崎市:162件(前月比-19.0%、前年同月比+5.9%)
神奈川県他:147件(前月比-2.6%、前年同月比-5.2%)
埼玉県:196件(前月比-13.3%、前年同月比-13.7%)
千葉県:260件(前月比-6.8%、前年同月比+8.3%)
【成約価格】
東京都区部:5,567万円(前月比+2.3%、前年同月比+8.2%)
多摩:3,246万円(前月比-7.4%、前年同月比+4.3%)
横浜・川崎市:3,683万円(前月比-12.3%、前年同月比-5.7%)
神奈川県他:2,720万円(前月比-9.3%、前年同月比+0.4%)
埼玉県:2,135万円(前月比+7.1%、前年同月比+1.4%)
千葉県:1,857万円(前月比+3.6%、前年同月比+0.2%)
地域別に2018年4月の中古戸建成約動向をみると、成約件数は前月比で全地域がマイナスとなりましたが、前年同月比では東京都区部、横浜・川崎市、千葉県の3地域がプラスになっています。東京都区部は、前月に比較すると23.8%という大幅マイナスになったものの、前年同月では4.0%のプラスを維持する182件でした。低調さが目立ったのは埼玉県で、前月比で13.3%、前年同月比でも13.7%の減少となる196件です。多摩も前年同月比が同水準の13.1%マイナスで、153件にとどまりました。
成約価格では、横浜・川崎市が前月比、前年同月比ともマイナスになったものの、それ以外の地域は前年同月比で上昇、比較的高水準での取引になっています。東京都区部は前月よりさらに2.3%の上昇、前年同月比では8.2%のプラスで5,567万円となりました。多摩も4.3%の上昇で3,246万円にまでアップしました。
埼玉県、千葉県は前年同月比でほぼ横ばいながら微増、横浜・川崎市と神奈川県他からなる神奈川県エリアは、神奈川県他が前年同月比で0.4%の上昇をかろうじて保ったものの、全般に他と比べて低調で、それぞれ3,683万円、2,720万円となっています。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像は東日本レインズ「月例マーケットウオッチ 2018年4月度」公開資料より)
▼外部リンク
公益財団法人東日本不動産流通機構 「月例マーケットウオッチ 2018年4月度」公開資料
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201804_summary.pdf
公益財団法人東日本不動産流通機構 ホームページ
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