不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.06.07
満室の窓口
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一五不動産情報サービスが物流施設賃貸市場調査結果を公開
株式会社一五不動産情報サービスは5月31日、2018年4月時点の「物流施設の賃貸マーケットに関する調査」を実施、その結果をとりまとめて公開しました。延床面積または敷地面積が1万平米以上の賃貸物流施設を対象とした調査で、東京圏と関西圏の市場動向をみることができます。
調査は、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の1都4県からなる東京圏、京都府、大阪府、兵庫県の2府1県からなる関西圏を対象に、実地確認やヒアリングで実施、今回の対象施設数は東京圏が350棟、関西圏が96棟でした。調査用語の定義は下記のようになっています。
・調査用語定義
賃貸可能面積:賃貸面積と空室面積の合計
賃貸面積:テナントが入居し稼働している面積の合計
空室率:空室面積を賃貸可能面積で除した値
新規供給:施設の新規稼働や取り壊しなどでの賃貸可能面積における増加/減少分
新規需要:拠点開設や増床、閉鎖、統合などでの賃貸面積増加/減少分
・東京圏の需給動向
空室率:4.7%(前期比+0.7ポイント、前年同期比-0.3ポイント)
新規供給:758,000平方メートル(前期比+458,000平方メートル、前年同期比+548,000平方メートル)
新規需要:622,000平方メートル(前期比+159,000平方メートル、前年同期比+427,000平方メートル)
2018年4月時点の東京圏における空室率は、前回の2018年1月調査時より0.7ポイント上昇し、4.7%となりました。わずかに悪化していますが、前年同期と比較するとなお0.3ポイント低く、依然低水準を続けています。
新規供給では、今回合計12棟が新たに竣工を迎え、758,000平方メートルと過去最大を記録しました。前期比、前年同期比でも倍以上の値になっています。まとまった新規供給がみられた一方、新規需要も高く622,000平方メートルとなったため、需給バランスは引き続き堅調な推移をみせています。
三郷南ICから高谷JCTにかけての東京外環自動車道が6月2日に開通、東関東道、常磐道、東北道、関越道と接続しますが、これを受け、臨海部のみならず内陸部の埼玉県三郷市や千葉県松戸市でも新規開発が増加しました。
・東京圏の賃料動向
平均募集賃料:坪あたり4,300円(前期比+100円、前年同期比+40円)
上位10%:坪あたり7,000円
下位10%:坪あたり2,700円
2018年4月の東京圏における募集賃料は、平均で坪あたり4,300円となり、前期より100円、率にして2.4%の上昇でした。前年同期比でも40円アップしており、緩やかな上昇傾向となっています。
調査対象の上位10%と下位10%では、坪あたりで4,300円の差がありました。この2年間で上位10%は13%の賃料上昇を記録しましたが、下位10%は6%の上昇にとどまっており、差が広がっている傾向もうかがわれます。市場競争力の高い、高スペックな物件が賃料を引き上げているといえるでしょう。
関西圏の賃料は横ばいが続く状況
・関西圏の需給動向
空室率:12.3%(前期比-0.5ポイント、前年同期比+0.6ポイント)
新規供給:376,000平方メートル(前期比+301,000平方メートル、前年同期比-8,000平方メートル)
新規需要:355,000平方メートル(前期比+280,000平方メートル、前年同期比+238,000平方メートル)
2018年4月における関西圏の空室率は12.3%で、前回調査時より0.5ポイント改善しました。前年同期比では0.6ポイントとやや上昇していますが、概ね安定しているといえます。新規供給は、2017年8月~10月の大量供給の反動から大幅に少なかった前期から再び伸び、376,000平方メートルでした。高水準の供給量でしたが、新規需要も旺盛で355,000平方メートルとなり、需給バランスは均衡状態にあります。
内陸部で順調にリーシングが進んでおり、今後は新名神高速道路の開通を受けて、その周辺における開発がさらに活発となる見通しです。臨海部は2017年以降の大量供給以降、やや空室消化ペースが遅い傾向にありますが、一部物件では順調に消化する動きもみられ始めており、物件ごとの格差が広がる可能性もあると報告されました。
・関西圏の賃料動向
平均募集賃料:坪あたり3,350円(前期比横ばい、前年同期比横ばい)
関西圏の募集賃料は、平均で坪あたり3,350円となり、前期比、前年同期比と同じ値になりました。この1年間をみても坪あたり3,300円強で推移しており、ほぼ横ばいの安定した動きとなっています。
ピックアップニュースは以上になります。
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(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社一五不動産情報サービス プレスリリース
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