不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.06.19
満室の窓口
日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
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三鬼商事が最新オフィスマーケットデータを公開
三鬼商事株式会社は8日、2018年5月時点の全国主要都市におけるオフィスビル市況データの公開を開始しました。札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡の各ビジネス地区について、空室率や賃料の動向をみることができます。
・東京ビジネス地区の空室率
全体平均:2.68%(前月比+0.03ポイント、前年同月比-0.73ポイント)
新築ビル:7.00%(前月比-2.29ポイント、前年同月比-22.41ポイント)
既存ビル:2.60%(前月比+0.06ポイント、前年同月比-0.39ポイント)
東京都心5区(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区)を指す東京ビジネス地区の2018年5月における平均空室率は、全体で2.68%となり、前月に比べ0.03ポイントの上昇になりました。前年同月比では0.73ポイントのマイナスで、なお非常に低い水準ですが、小幅な悪化がみられています。
5月は大規模ビル1棟が満室で竣工、さらに竣工1年未満の新築ビルや既存ビルでも成約の動きはおよそ順調な推移をみせていましたが、竣工予定ビルへの移転に伴う大型二次空室の募集開始などが影響し、空室率が上昇したようです。東京ビジネス地区全体の空室面積も、この1カ月間でわずかながら増加しました。
竣工から1年未満の新築ビルにおける空室率は7.00%で、前月より2.29ポイント、前年同月比では22.41ポイントと大幅に低下しています。背景には、満室稼働状態のビル3棟が既存ビル区分に移行したことや、大規模ビル1棟が満室で竣工したことなどがあるとされています。
既存ビルの空室率は2.60%で、前月よりわずかに悪化、前年同月比では0.39ポイントの低下をキープしていますが、大型空室の募集開始案件などで、昨年12月以来の空室率上昇となりました。
緩やかな賃料上昇は継続中、需給はなお引き締まった状態
・東京ビジネス地区の募集賃料
全体平均:坪あたり20,019円(前月比+123円、前年同月比+1,218円)
新築ビル:坪あたり27,065円(前月比-43円、前年同月比+118円)
既存ビル:坪あたり19,806円(前月比+127円、前年同月比+1,185円)
東京ビジネス地区における2018年5月時点のオフィスビル平均賃料は、坪あたり20,019円で、前月より123円、率にして0.62%の上昇を記録、ついに2万円を突破しました。2009年7月以来、8年10カ月ぶりの2万円台になっています。長く19,000円台にあった賃料ですが、緩やかな上昇を続けており、ごく低水準の空室率を背景とした堅調な推移が見込まれるでしょう。
新築ビルの賃料は、坪あたり27,065円で、前月より43円の下落となりましたが、前年同月比では118円のプラスを維持しています。既存ビルは坪あたり19,806円で、前月比127円、前年同月比では1,185円の上昇でした。
・地区別平均空室率
千代田区:2.40%(前月比+0.33ポイント、前年同月比-1.15ポイント)
中央区:3.52%(前月比-0.13ポイント、前年同月比+0.38ポイント)
港区:3.15%(前月比-0.23ポイント、前年同月比-1.20ポイント)
新宿区:1.72%(前月比+0.20ポイント、前年同月比-0.24ポイント)
渋谷区:1.44%(前月比-0.05ポイント、前年同月比-0.89ポイント)
地区別に空室率をみると、前月比では千代田区と新宿区がそれぞれ0.33ポイント、0.20ポイントの上昇になっていました。これに対し中央区、港区、渋谷区の3区は引き続き低下を記録しています。前年同月比では、唯一中央区が0.38ポイントの上昇になり、他の区とは異なる動向がみられました。新宿区と渋谷区では1%台というきわめて低い空室率が続いており、引き合いはなお強い状況です。
・地区別平均賃料
千代田区:坪あたり22,147円(前月比+58円、前年同月比+1,685円)
中央区:坪あたり18,182円(前月比+164円、前年同月比+1,020円)
港区:坪あたり20,493円(前月比+125円、前年同月比+1,233円)
新宿区:坪あたり17,239円(前月比+30円、前年同月比+698円)
渋谷区:坪あたり21,413円(前月比+4円、前年同月比+774円)
地区別の平均賃料は、全ての区で前月比、前年同月比ともプラスになり、広く上昇基調にあることが確認されました。最も高いのは千代田区で坪あたり22,147円、最も安いのは新宿区で坪あたり17,239円です。前月からの上昇幅が最も大きかったのは中央区で、坪あたり164円のプラスでした。
ピックアップニュースは以上になります。
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今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像は三鬼商事「オフィスレポート 2018年6月号 東京ビジネス地区」公開資料より)
▼外部リンク
三鬼商事株式会社 「オフィスレポート 2018年6月号 東京ビジネス地区」公開資料
https://www.e-miki.com/market/datacenter/prt/21_201806.pdf
三鬼商事株式会社 ホームページ
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