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賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.06.21
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不動産経済研究所が最新の市場動向レポートを公開
株式会社不動産経済研究所は14日、2018年5月の「首都圏マンション・建売市場動向」を発表しました。新規発売や契約率、物件価格、在庫状況などの最新情報をみることができます。
・首都圏マンション販売動向
新規発売:2,462戸(前月比+5.1%、前年同月比-5.4%)
契約率:62.2%(前月比-0.8ポイント、前年同月比-10.0ポイント)
平均価格:6,030万円(前月比+8.7%、前年同月比+0.8%)
平米単価:89.5万円(前月比+11.9%、前年同月比+3.9%)
2018年5月における首都圏マンションの新規発売戸数は2,462戸で、前月に比較すると120戸、率にして5.1%の増加になったものの、前年同月比ではマイナスで2カ月連続の減少傾向となりました。月間契約率は62.2%となり、前月比で0.8ポイント、前年同月比では10.0ポイントと大幅に低い値にとどまり、やや低調な動きになっています。
一方、1戸あたりの平均価格は6,030万円で6,000万円を突破、前月より482万円、8.7%の上昇となったほか、前年同月に比べても49万円、0.8%の上昇となっていました。平米単価も上昇し、前月比では11.9%と2桁上昇、前年同月比でも3.9%のプラスになる89.5万円の高水準を記録しています。
・首都圏マンション在庫状況
翌月繰越販売在庫数:6,377戸(前月末比-66戸、前年同月末比-45戸)
即日完売物件:なし
翌月発売見込み:2,500戸
5月末時点での翌月繰越販売在庫数は6,377戸で、2018年4月末に比較すると66戸減少、前年の同月末に比べても45戸少ない値でした。今回の調査期間における即日完売物件はなく、6月には2,500戸の新規発売が見込まれています。
・地域別販売動向
【新規発売】
東京都区部:1,226戸(前年同月比+1.7%)
都下:232戸(前年同月比-15.9%)
神奈川県:386戸(前年同月比-34.6%)
埼玉県:273戸(前年同月比+7.5%)
千葉県:345戸(前年同月比+24.5%)
【契約率】
東京都区部:69.7%
都下:50.4%
神奈川県:64.8%
埼玉県:46.2%
千葉県:53.6%
【平均価格】
東京都区部:7,173万円(前年同月比-2.8%)
都下:5,231万円(前年同月比+1.3%)
神奈川県:6,069万円(前年同月比+18.1%)
埼玉県:4,378万円(前年同月比+4.6%)
千葉県:3,768万円(前年同月比-9.4%)
【平米単価】
東京都区部:111.7万円(前年同月比+0.9%)
都下:74.8万円(前年同月比+3.9%)
神奈川県:85.0万円(前年同月比+20.6%)
埼玉県:64.7万円(前年同月比+8.4%)
千葉県:52.1万円(前年同月比-10.2%)
地域別の動向をみると、新規発売は東京都下と神奈川県で、それぞれ前年同月より15.9%、34.6%と大幅に減少、全体を押し下げる要因になりました。それに対し、千葉県は345戸で前年同月より24.5%の増加になっています。東京都区部は1.7%増の微増、埼玉県は7.5%の増加でした。
新規発売戸数に対する契約率は、都区部で7割近い高水準になったものの、埼玉県が50を下回る46.2%になったほか、都下で50.4%、千葉県で53.6%などやや低めにとどまっています。
価格は、東京都区部で1戸あたりの価格がやや下落したものの、平米単価では微増し、7,173万円の111.7万円となっていました。都下、神奈川県、埼玉県は総額、平米単価とも上昇しています。中でも神奈川県の上昇傾向は顕著で、前年同月より平均価格が18.1%の上昇、平米単価が20.6%の上昇となっていました。一方で千葉県は下落傾向にあり、平均価格で9.4%、平米単価で10.2%と2桁マイナスを記録、総額3,768万円の平米単価52.1万円でした
建売住宅は供給増、価格も上昇に
・首都圏建売住宅の販売動向
新規発売:355戸(前月比+7.6%、前年同月比+29.6%)
契約率:48.7%(前月比+7.5ポイント、前年同月比-3.9ポイント)
平均価格:5,084.0万円(前月比+20.6%、前年同月比+5.1%)
2018年5月の首都圏における建売住宅新規発売は355戸で、前月より7.6%の増加、前年同月より29.6%の大幅増となりました。新規発売戸数に対する契約戸数は173戸で、月間契約率は48.7%となり、前月比では7.5ポイント上昇しましたが、前年同月に比較すると、50を割り込んで3.9ポイントの低下になっています。
価格は1戸あたりで5,084.0万円と、前月比で870.0万円、率にして20.6%の上昇、前年同月比でも246.4万円、率にして5.1%の上昇になりました。
・首都圏建売住宅の在庫状況
翌月繰越販売在庫数:775戸(前月末比-28戸、前年同月末比+112戸)
即日完売:0戸
5月末時点での翌月繰越販売在庫数は、発売後6カ月以内の物件で775戸となり、前月末より28戸減少しましたが、前年同月末に比べると112戸の増加になっていました。5月の即日完売物件は0戸です。
・地域別販売動向
【新規発売】
東京都:130戸
千葉県:79戸
埼玉県:139戸
神奈川県:3戸
茨城県:4戸
【契約率】
東京都:73.8%
千葉県:40.5%
埼玉県:30.9%
神奈川県:33.3%
茨城県:25.0%
【平均価格】
東京都:6,509.2万円
千葉県:4,209.8万円
埼玉県:4,258.8万円
神奈川県:5,646.7万円
茨城県:4,280.0万円
地域別に建売住宅の販売動向をみると、新規発売は東京都では全体シェア36.6%を占める130戸、埼玉県でトップシェアとなる39.2%の139戸、千葉県で22.3%のシェアとなる79戸の発売がありました。神奈川県は3戸と少なく、茨城県で久々の4戸が供給されています。
契約率は東京都が73.8%と高水準であったのに対し、その他地域は低調で、千葉県が40.5%、埼玉県は30.9%になっています。神奈川県は33.3%、茨城県は25.0%という結果でした。都内と周辺エリアの差が大きく開いています。
平均価格は東京都がトップの6,509.2万円、次いで神奈川県の5,646.7万円でした。千葉県、埼玉県、茨城県はいずれも4,200万円台となっています。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像は不動産経済研究所「2018年5月 首都圏マンション・建売市場動向」公開資料より)
▼外部リンク
株式会社不動産経済研究所 「2018年5月 首都圏マンション・建売市場動向」公開資料
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