事例紹介
空室率60%だった賃貸物件が〇〇で4ヶ月後に満室に!?|不動産投資
設備導入やデザイン性、原状回復、賃料の見直しなど、物件価値を上げることで、家賃アップや利回りアップに成功した空室対策事例を4つご紹介します。
2024.02.01事例紹介
2019.01.28
クラスコ本社1. 物件プロフィール
①構造 RC(鉄筋コンクリート)造 | ②築年数 33年 | ③階数 6階 |
④間取り/世帯数 1DK/40戸 | ⑤居室㎡数 34㎡ | ⑥入居率 90% |
2. 改善前の問題点
相談をいただいたときは、1室上階からの水漏れにより原状回復するだけでも100万円超えるお部屋が1室ございました。
ただ1室100万円ほどのリフォームを以前2部屋したが決まるのに苦戦した経験もあり、
オーナー様は大きな金額を掛け修繕して貸すメリットがないのではと1年以上空室のままになっていました。
ただ元々立地が良いため和室6畳の1DKでも未修繕の部屋以外決まっていたが、まとまって3室空室となり、家賃を引き直したり、
最低限の設備満室(温水暖房洗浄便座やTVモニター付インターフォン)は取入れても、浴室だけ以前入替えていましたが、
和室であったり、新築当初からのキッチンや洗面台など満室にするというのは厳しい状況となっていました。
3.実際に行った改善提案/改善手法
前回のリフォームに比べ、金額がかかる170万円のリノベーションをご提案しました。
1DKの間取りを間仕切りを取っぱらい、10畳の1Rにしました。元々6畳に押入れがありましたが、
押入れを壊しデスクとして使えるカウンターを設置、キッチンの背面に大きなクローゼットを用意し、
多くの時間を過ごす空間をできる限り広くしました。お風呂とトイレ以外の水回りは一新し、
この時はターゲットを20代男性に絞ったRC構造を剥き出しと黒いクロスを使用したデザインにしました。
4. 改善後の結果
家賃を8,000円アップでご提案していたが、オーナー様が前回のように決まらないのは困ると6,000円アップで行きたいと言われ
8,000円アップで決まるとお伝えしましたが、オーナー様の要望通り6,000円アップで募集し、工事中にご成約となりました。
その後、空室になったお部屋全てリノベーションを行っていく方向性と決まり、現在(2019.1時点)では20室がリノベーションされ、
工事完成後、10日後の成約というのが最長でほとんど工事中にご成約をいただいています。
2室目以降のデザインは性別を絞らず20代30代の方が一人暮らししたくなるようなデザインで1棟で色んなデザインにしているので、
同じ期間に空いてきても同じ建物内で競合となるようにしています。
また現在では家賃は当初の8,000円アップを超える10,000円アップの賃料でご成約となっております。
事例紹介
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