お問い合わせ
このエントリーをはてなブックマークに追加

事例紹介

2019.04.15

クラスコ本社

長期入居のお部屋の退去後、2DKの築27年アパートが家賃12,000円UPで成約!

長期入居に伴い、発生する原状回復費用は高額になることが多い。

大きな金額をかけて元の状態に戻し近隣に合わせた相場賃料で募集するか、付加価値をつけた大幅なリノベーションを行い家賃アップして募集するかの2パターンで検討した事例。




投資分析を行い2パターンの工事でシミュレーションしてオーナー様と相談の上、シミュレーションにて税引後のキャッシュフローが大きくプラスになったリノベーションで工事を進めていくことが決定した。

デザインとしては「大人の隠れ家」をコンセプトとし、白を基調としてリビング天井にはグレーのクロス、壁面にはコンクリート調のクロスを使用した。

元々は2DKの間取りで、5帖のダイニングキッチン、6帖の洋室、6帖の和室で構成されていたが、リノベーションにより現在のニーズに合わせて、5帖のダイニングキッチンと6帖の洋室を繋げて約11帖のリビングと6帖の洋室に改善した。


また、天井を広く見せるためにダウンライトを使用し、キッチンにはお手入れしやすい人造大理石が天板に使用されているものに入れ替えした。そして古さが残る浴室には1面にアクセントシートと横長の鏡を使用して新品に見せるような仕様となった。




改修工事をする段階で家具を配置したデザインパースで募集し、たくさんの反響を頂いた。

その中で20代前半の女性から11帖の広いリビングとコンクリート調の壁紙、シンク周りのデザインを特に気に入って頂けたところと、立地も条件として噛み合っていたこともあり工事中にご成約となりました。


賃料は原状回復の査定家賃4万円から1万2千円アップの5万2千円。

ご提案の段階で空室率を踏まえた投資分析を行っていたが結果としてシミュレーションしていたものより入居の早さが大幅に上回ったため、予定していた収益より大きくプラスとなった。

関連記事

  • 事例紹介

    キッチン・浴室のデザインリフォームで5,000円家賃アップ!

    原状回復工事時のリフォームに合わせてキッチン、浴室にワンポイントのリノベーションをプラスすることで、家賃アップを実現した例をご紹介します。

    2025.11.25
  • 事例紹介

    家賃+5,000円を叶えた!浴室リフォームデザイン戦略

    築18年のRC造物件。次なる一手は、水回りの競争力強化でした。 最近のお部屋探しは、水回りの品質を重視される方が多くなっており、「築年数相応」の浴室が客付けスピードを低下させるということもあります。ユニットバス交換は高額であり、手が出しにくい。そこで部分的なリノベーション(壁一面張替・サーモ交換・鏡変更)で、予算を抑え、募集開始後わずか約10日間で賃料5,000円アップでの成約を実現した施策をご紹介します。

    2025.11.18
  • 事例紹介

    【築33年・和室2DK】大幅な間取り変更とデザイン性UPで家賃14,000円UP

    本事例は、築33年・金沢市内に位置する賃貸物件のリノベーション事例です。間取りは和室2間の2DKと、通常の原状回復ではお家賃の引き直しをせざるを得ない状況でした。しかし、リノベーションを行うことで物件価値を高め、収益を向上させることに成功しました。市場のニーズとマッチしない築古物件であっても、適切なリフォームにより空室対策と収益改善が可能であることを示す一例として、ぜひご参考いただければ幸いです。

    2025.10.26
  • 事例紹介

    予算制約を克服!「白」で魅せる空室対策!

    顧客の声に基づき、ターゲットであるカップル層に響く「白基調」のリノベーションを提案。 3DKを2LDKに変更しつつ、既存素材を残しつつ費用を抑えながらの改修に成功しました。 結果、工事完成当日に成約し、家賃を14,000円アップさせた事例を紹介します。

    2025.10.25