お問い合わせ
このエントリーをはてなブックマークに追加

事例紹介

全室リノベーションで入居率4%→100%!

1.改善前の問題点

某企業の社員寮として建築使用されてきたが、近年では入寮の希望が無く、入室は25室中1室のみとなっておりました。

企業の担当者様は取り壊して、新築を建設することも考えておりました。


2.実際に行った改善提案/改善手法

まだ築年数的にも使用できるため、取り壊すのは少し勿体ないと考え、

・リノベーション

・敷金・礼金無し

・インターネット無料化

を利用した、物件再生を提案させていただきました。

空室数は24室でしたが、1室入っていた従業員様にも退寮をお願いして、25室を4パターンに分けてリノベーションさせていただきました。

今回のお部屋は白を基調として建具も入れ替えております。元々3点ユニットでしたが、分離させてフロ・トイレを分離させました。


しかし、室内をどんなにリノベーションしても建物の顔であるべき外観に魅力がなければ、入居促進の足枷になり、早期退出にも繋がってしまうと考え、外観及び共用部分のリニューアルを行いました。

・外壁塗装

・高圧洗浄

・駐車場ラインの引き直し

・共有照明の交換



3.改善後の結果

繁忙期最中の2月に完工するように工期を設定し、1月より募集開始。2か月後の3月には全ての居室を満室にすることができました。

収入もほぼ無く、活用もされていない建物でしたが、41,000円(端部屋1,000円UP※駐車場別)で設定して、入室になっております。


建物全体にかけた費用は38,700,000円ですが、毎月936,000円(駐車場別)の賃料収入が発生しているため、投資利回りは表面29.0%となっており、退室もありますが、2年間ほぼ満室状態で当初計画通りに運用できております。


関連記事

  • 事例紹介

    9ヵ月の空室を1ヵ月で解消!入居率アップに繋がった便利設備の導入事例

    今回取り上げる築25年の鉄骨造物件では、最後の退去後に9ヵ月間も新たな入居者が見つからないという状況が発生しました。 しかし、いくつかの便利な設備を導入することで、物件の利便性や魅力が大幅に向上し、わずか1ヵ月で空室を解消することに成功しました。

    2024.10.16
  • 事例紹介

    賃料9,000円UP!築古物件が「選ばれる住まい」に変わった方法

    33年の歴史を持つ5階建ての鉄骨造マンションは、、床のひどい損傷や腐敗、壁のクロスの大幅な劣化などが原因で、毎回の原状回復工事には多額の費用がかかり、家賃収入とのバランスが取りづらい状況に陥っていたのです。 そこで、単なる修復に留まらず、新たな価値を生み出すリノベーションを行いました。

    2024.10.29
  • 事例紹介

    家賃を下げずに満室に!築年数をカバーするリノベ術とは?

    26年築の軽量鉄骨構造の1DK、全4戸からなる物件において、長年の使用によりクロスや床の経年劣化が目立ち、原状回復が必要な状況が発生しました。 本記事では、物件価値を維持しつつ、効果的なリノベーション手法を用いて成功に導いた具体的な事例をご紹介します。

    2024.10.24
  • 事例紹介

    築古物件でもここまで変わる!統一感のあるデザインで家賃アップを実現

    3階建て1K間取り、12戸の物件は、既に92%の入居率を誇っていましたが、現状のインテリアは床材や建具の色味が調和を欠き、部屋全体に統一感が感じられないという課題を抱えていました。 この課題を解決し、さらなる入居者の心を掴むために行った改善を、本記事でご紹介します。

    2024.10.28