お問い合わせ
このエントリーをはてなブックマークに追加

空室対策

2020.11.04

満室の窓口

原状回復だけで大丈夫? 賃貸経営における空室対策で重要な原状回復の考え方

今回は、必ず起きる退去した際の原状回復の大事な考え方についてお話をさせていただきたいと思います。

今の時代は家賃が下落し、空室がとても多い時代です。

今まではお部屋をもとに戻す現状回復でよかったのですが、今の時代はもとに戻すだけでなく、決まるお部屋を作っていく必要があります。


今回は、その決まる部屋を作る上でのポイントをご紹介します。


① 入居に支障をきたす部分の修繕

作動しないエアコン、開閉が困難な窓、漏水する蛇口など修繕を行なわなければ、次の入居者の方が生活するうえで支障がある修繕はすぐに行なう必要があります。

原状回復、リノベーション、水道まずは最低限の修繕を行いましょう。 

② 設備の更新

2つ目は設備の更新です。

エアコンやモニター付インターフォンなど人気の設備は必ずつける必要があります。

例えばエアコンで、まだ使えるからといって10年以上の古いエアコンをつけていると電気代が高いということで嫌厭される場合があります。

ですのでしっかり新しいものに変えていき、まだ使えたとしても古いものに関しては交換する必要があります。

これらが入居率に大きく影響してしまいます。

また人気の設備ランキングで上位に入っているものに関しては、お客様がインターネット上で人気の設備をチェックして物件の検索をかけていきますので、その人気の設備がついていないと検索結果に出てこず、反響がなく案内もなくなってしまって、入居が決まりにくくなってしまう場合もありますので、人気の設備は必ず設置することが大事です。

最近ではモニター付きインターホンの需要が高まっています。 

③ 改善の検討

古くなって、ニーズがあわなくなり、人気がなくなってくるお部屋というのがたくさんあります。

そういった時にデザインを入れるだけで大きく改善することができ、付加価値をつけることができます。

退去時の原状回復と一緒にデザインを入れると比較的安い金額でお部屋の価値を上げることが可能です。

クロスのみ張替えてデザインを入れるもの、クロスも床もすべて張り替えるものなど、リノベーションにも様々なパターンがあります。

税引き後のキャッシュフローまで計算してオーナー様の手取りが一番多い改善を行なうということが大事です。

またオーナー様によっては短期的に売却される場合もありますので、その場合はできるだけ工事費用を抑えて工事していきましょうとご提案させていただくこともあります。

今後どのような方向性で賃貸経営をしていくかということもしっかり賃貸管理会社と話をして、改善の方法を検討していくことが大事になります。

リノッタ 、リノベーション、クラスコお部屋の現状を知り、どこまで投資するのかが重要です。 


↓その他賃貸経営に関わる様々な情報をYouTubeにて配信中!






関連記事

  • 空室対策

    地域密着だからできる空室対策

    地域密着型の不動産会社である株式会社きめたハウジングは、地域の特性や入居者ニーズを的確に把握し、それに応じた対策を講じることで、効果的な空室対策を行っています。 本記事では、賃貸市場のライフサイクルや人口推計、入居者動向などを踏まえ、地域に密着したアプローチによる空室対策の方法を詳しく解説します。

    2024.10.11
  • 空室対策

    潜在ニーズに応える!最新トレンド設備とは?

    これからの賃貸物件に求められるのは、単なる「住む場所」を超えた付加価値です。 本記事では、入居者のニーズを考慮した設備の選び方と、今後需要が高まると予測される設備について詳しく解説します。

    2024.09.01
  • 空室対策

    賃貸市場の最新動向!入居者が求める設備ランキング

    人々のライフスタイルは多様化し、住まいに求める条件や優先順位も大きく変わりました。 住まいに求める設備や防犯対策、そして快適さが重視されるようになっています。

    2024.08.23
  • 空室対策

    賃貸設備をアップグレード!よくある失敗とその対処法

    賃貸物件の魅力を高め、入居者の満足度を向上させるためには、設備の充実が欠かせません。 特に人気の設備を導入することは、空室対策として非常に効果的です。本記事では、2024年最新版の人気設備ランキングを踏まえつつ、管理会社として知っておくべき「賃貸管理」と「建物管理」の重要性についても解説していきます。

    2024.08.10