お問い合わせ
このエントリーをはてなブックマークに追加

事例紹介

renovationの極意〜高額原状回復はチャンス〜

今回は長期入居物件を賃貸リノベーションで改善した事例をご紹介させて頂きます。

長期入居に伴い、発生する原状回復費用は高額になることが多い。

大きな金額をかけて元の状態に戻し近隣に合わせた相場賃料で募集するか、

付加価値をつけた大幅なリノベーションを行い家賃アップして募集するかシュミレーションさせていただき、

一番キャッシュフローの良いご提案をさせていただきました。


物件概要

間取り:2LDK

平米数:48.79㎡

築年数:1996年7月



■改善前の問題点

・前入居者は約10年入居で部屋全体が相当痛んでおり大きな修繕が必要な状況

・TVインターホンなど必須設備が設置されてない

・和室が1部屋あり古さを感じる



■ご提案内容

前入居者が約10年入居していた為、入居前の状態に戻す原状回復リフォームでも120万円の費用がかかる状態でした。

投資分析を行い2パターンの工事でシミュレーションしオーナー様と相談の上、

税引後のキャッシュフローが大きくプラスになったリノベーションで工事を進めていくことが決定しました。


工事内容

・間取り変更(2LDK→1LDK)

・設備交換(キッチン、洗面台)

・ウォークインクローゼットの新設

・フロアタイルの張り替え

・ダウンライトに変更



家賃は48,000円から58,000円

10,000円アップで結果として施工後3日で成約になりました。


ご提案の段階で空室率を踏まえた投資分析を行っていましたが、

結果としてシミュレーションしていたものより入居の早さが大幅に上回ったため、

予定していた収益より大きくプラスになりました。

関連記事

  • 事例紹介

    9ヵ月の空室を1ヵ月で解消!入居率アップに繋がった便利設備の導入事例

    今回取り上げる築25年の鉄骨造物件では、最後の退去後に9ヵ月間も新たな入居者が見つからないという状況が発生しました。 しかし、いくつかの便利な設備を導入することで、物件の利便性や魅力が大幅に向上し、わずか1ヵ月で空室を解消することに成功しました。

    2024.10.16
  • 事例紹介

    賃料9,000円UP!築古物件が「選ばれる住まい」に変わった方法

    33年の歴史を持つ5階建ての鉄骨造マンションは、、床のひどい損傷や腐敗、壁のクロスの大幅な劣化などが原因で、毎回の原状回復工事には多額の費用がかかり、家賃収入とのバランスが取りづらい状況に陥っていたのです。 そこで、単なる修復に留まらず、新たな価値を生み出すリノベーションを行いました。

    2024.10.29
  • 事例紹介

    家賃を下げずに満室に!築年数をカバーするリノベ術とは?

    26年築の軽量鉄骨構造の1DK、全4戸からなる物件において、長年の使用によりクロスや床の経年劣化が目立ち、原状回復が必要な状況が発生しました。 本記事では、物件価値を維持しつつ、効果的なリノベーション手法を用いて成功に導いた具体的な事例をご紹介します。

    2024.10.24
  • 事例紹介

    築古物件でもここまで変わる!統一感のあるデザインで家賃アップを実現

    3階建て1K間取り、12戸の物件は、既に92%の入居率を誇っていましたが、現状のインテリアは床材や建具の色味が調和を欠き、部屋全体に統一感が感じられないという課題を抱えていました。 この課題を解決し、さらなる入居者の心を掴むために行った改善を、本記事でご紹介します。

    2024.10.28