空室対策
地域密着だからできる空室対策
地域密着型の不動産会社である株式会社きめたハウジングは、地域の特性や入居者ニーズを的確に把握し、それに応じた対策を講じることで、効果的な空室対策を行っています。 本記事では、賃貸市場のライフサイクルや人口推計、入居者動向などを踏まえ、地域に密着したアプローチによる空室対策の方法を詳しく解説します。
2024.10.11空室対策
2021.03.15
満室の窓口
2020年3月頃から流行した新型コロナウイルス。
その影響は、賃貸業界にも及んでいます。
入居希望者が望む設備の変化やコロナ禍によるオンラインを活用した新たな賃貸仲介の手法など賃貸業界でもさまざまな変化が起こりました。
今回は、そんなコロナ禍での賃貸業界の変化についてお伝えいたします。
コロナ禍に突入した2020年、人気設備ランキングに若干の変動がありました。
「単身者物件」におけるこの設備がなければ決まらないランキングで前年より上がったものがあります。
・ガスコンロ(二口、三口コンロ)
・浴室乾燥機
・システムキッチン
・防犯カメラ
ガスコンロは、前回11位から9位にランクアップしております。
おうち時間が増えたことにより、自宅で料理をする機会が増え、コンロが二口、三口と多い方が良いと思っている方が増加しランクアップした可能性が考えられます。
「ファミリー向け物件」におけるこの設備がなければ決まらないランキングでは、以下の設備がランクアップしました。
・備え付け照明
・宅配ボックス
・浴室換気乾燥機
・ウォークインクローゼット
ファミリー層は、必須の設備に加え、あると嬉しい設備がプラスワンポイントあることで、入居を最終的に決める可能性がありそうです。
この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まるランキングは【こちら】から
新型コロナウイルス感染拡大前から空室対策の一つであったインターネット無料物件。
2021年1月の調査では、4物件に1物件はインターネット無料物件となっています。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策による企業のテレワーク導入や大学生のオンライン授業化など自宅にインターネットをつなぐことが必要不可欠となりました。
これにより、インターネット無料を必須項目で探す入居希望者が増えていることが考えられます。
インターネット無料物件が4物件に1物件のということで当たり前になってきましたが、今後はある程度の回線速度も求められる可能性があります。
テレワークやオンライン授業は、Zoom等のビデオ通話使って行うことが多いので、ある程度の回線速度がなければ快適に仕事や授業を受けることが難しくなります。
今後は、お部屋探しの際に、どの程度の回線スピードであるか問い合わせが来る可能性も出てくるでしょう。
コロナ感染対策に伴い、ビデオ通話による重要事項説明、「IT重説」を導入する企業も増えております。
IT重説は、2017年10月1日から運用を開始していますが、コロナ禍によって採用する不動産会社が増えてきました。
コロナ対策の一つとして、IT重説は重要な役割を担ってくると思うので、物件管理を任せる際、IT重説実施可能としている不動産会社かどうか確認する必要もありそうです。
最近広告などで、「オンライン内見可能」と謳う不動産会社も増えてきております。
特に、HP等でオンライン内見▶︎電子申込▶︎IT重説という流れで実施している不動産会社が多くなっています。
VRによるバーチャル内見を導入することで、現地内見をする手間がなくなったり、現地内見が必要な人でもある程度数を絞って内見することが可能になるので、新型コロナの感染リスクを下げることができます。
実際にお店や物件に行かなくてもオンライン内見や重要事項説明、契約ができれば、入居希望者にとっては嬉しいでしょう。
コロナによる影響によって、行動の制限や三密の回避など、もう少し続くことが予想されます。
この際に、不動産会社も賃貸オーナーも柔軟な対応ができるかどうかで、今後の賃貸経営が変わってくるかと思います。
実際に、オンライン化に取り組んだ不動産会社が2020年も仲介件数を維持または増加している傾向も見られています。
不動産会社及び賃貸オーナーがコミュニケーションをとって最善の賃貸経営ができれば、今後も安定的な収益の確保や満室経営が実現できるかと思います。
これからもコロナ禍をどのようにして新しいことに取り組むかを考えることが賃貸経営を成功させる秘訣になるでしょう。
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入居者ニーズの変化や新型コロナウイルス感染拡大などによって、時代の変化に応じた取組みが今まで以上に必要となってきました。
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